結論から言います！
つみたてNISAで全米または全世界株式インデックスファンドを買う！
2019年6月に金融庁からの報告書で一躍世間を賑わす事となった”老後資金2,000万円問題”は記憶に新しいと思います
マスコミがが一斉に騒ぎ立て「年金があるのにいきなり老後に2,000万円足りなくなるとは何事か」みたいな感じで大騒ぎになりました
言葉だけひとり歩きして実際の報告書の中身はよく分からないがとにかくこのままでは老後に2,000万円足りなくなる…
当時の私も「まじか…」そう思っていました笑
報告書は何を言っているのか
- 2017年の平均寿命は男81.1歳、女87.3歳
- 2017年の高齢夫婦無職世帯（夫65歳以上、妻60歳以上の二人暮らしで無職の世帯）における毎月の赤字額の平均値が5.5万円
- 2017年高齢夫婦無職世帯の平均純貯蓄額は2,484万円
- 2017年定年退職者の平均退職給付額は1,700万円〜2,000万円ほど
以上のことが前提となってます
で、この統計に基づき単純に計算しただけ
定年後の平均余命が20〜30年であると想定すると
5.5万円×12ヶ月×20年＝1,320万円
5.5万円×12ヶ月×30年＝1980万円
これは貯蓄を取り崩すことによって賄っている
そして今後は、年金受給額は減少すると予測され、退職金も減少傾向、なのに寿命は長くなるのでこれに備える必要があるよ
超簡単に言うとこんな感じ
何もおかしなことは言ってないんですよね
対策
で、ここからが本題です
私は思いました
だったら2,000万円つくろう！
どうやってつくるのか、いっぱい残業してひたすら貯金して…これだといつまで経っても貯まらない
だったらお金に働いてもらえばいい！
しかも、ちゃんと国がいい制度を用意してくれているんです
それが「NISA」、「つみたてNISA」です
他にもiDeCoや企業型確定拠出年金もありますが今回は置いといて…
NISAとつみたてNISAどちらかひとつしか口座を持てないのでどちらかと言えば個人的につみたてNISAがおすすめです
つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度で
年間40万円を上限に20年非課税で運用できるというスグレモノなんです！
普通なら分配金と譲渡益に20.315%課税されてしまうところ、なんと非課税！
これは利用する以外の選択肢はないでしょ！
つみたてNISAとは非課税口座のことで、これ自体が商品というわけではないです
つみたてNISAの口座をつくってその中に投資信託商品を買って入れるといった感じです
これで老後資金2,000万円問題に立ち向かいます！
具体的には
じゃあ中に何を入れるかというと、
全米または全世界株式インデックスファンドです
インデックスファンドというのは、ある指標に連動させた投資信託のことです
具体的にいうと私が買っているのはSBI証券のSBI・バンガード・S＆P500インデックス・ファンドですね
これはアメリカの中でもいい感じの会社500社を集めた指標に連動させたものです
他にも楽天証券なら
- eMAXISSlim米国株式(S&P500)
- eMAXISSlim全世界株式(ｵｰﾙ･ｶﾝﾄﾘｰ)
- eMAXISSlim全世界株式(日本除く)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
これらは長期投資することを考えたらほぼ元本割れのリスクを抑えられる優秀なものでさらに手数料が安いというメリットもあるんです
いい商品を長期で保有し続けて資産を増やす、この考えがすごく大事なので忘れないでください！
基本的な考えは極端に言うと、買ったら20年放置でいいと思います
2,000万円貯まるの？
計算してみましょう
年利は無理のない現実的な5％として計算します
つみたてNISAは20年非課税ということで最後年の満期を迎えるときは今から40年後ということになります
めちゃくちゃ長いですね〜
私は今40歳なので80歳ということになります笑
で、私が80歳のときいくらになったかと言うと…
40万円を年利5％で1年運用すると40万9,291円、これを年利5％で19年放置すると103万4,258円
これが20年続きます笑
したがって103万4,258円×20年＝2,068万5,160円
元本800万円が2,000万円超えましたね笑
今から20年後に毎年20年間103万円非課税で受け取り続けられる、年金のようなものとも考えられますね
まとめ
もちろん、未来のことは誰にも分からないので年利5％も仮定でしかないし暴落することもあると思います
暴落も20年続くことはないと思うのでそこまで心配しなくていいと思いますが
そもそも80歳まで生きられるかも分からないし
でも、つみたてNISAと年金などを合わせて考えてみたら、将来をそんなに悲観することはないんじゃないかなーと思えてきませんか？
そんな単純なことではないかもしれませんが私はすごく前向きになれたんですよね
つみたてNISA、まずは口座を開設しましょう！
最後に、投資は自己責任なので最終的には自分で考えて決めてくださいね
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