アルコール依存症の元妻が起こしたトラブル5選!

アルコール依存症
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14年間の結婚生活でアルコール依存症である元妻が起こした様々なトラブルとはどういうものなのか
同じ境遇にいるあなたの励みに少しでもなれればと思い書いていきます
当時の記憶を呼び起こしながら書くのでなかなかキツいものがありますね
未だにトラウマとなって心に刻まれているんだなあと実感しました
思い返してみるとほんと色々あったなあとつくづく思いました
数え切れないほどトラブルがありましたが、インパクトのあるものを5つ書きたいと思います
この記事はあくまで私個人の経験、思い、感じたことを書いています
アルコール依存症患者本人が一番辛いというのは分かっています
その家族、パートナーがどうだったのかという視点で読んでもらえれば幸いです

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トラブル5選

  1. 泥酔してタクシーの運転手と喧嘩
  2. 飲酒運転で電柱に突っ込み電柱と腕を折る
  3. 泣き喚く子どもを放置して家出
  4. 精神病院で知り合った患者と浮気
  5. 飲酒運転で免許取消し

ひとつずつ詳しく書いていきます

泥酔してタクシーの運転手と喧嘩

確か、元妻が友人の結婚式の二次会に行った時だと記憶しています
夜中1時頃携帯電話が鳴り出てみると元妻からでした

タクシーの運転手と喧嘩になり怪我をさせられたからすぐに警察署まで来てほしい

とのことでした
まだ子供が1歳半くらいでアパートに置いていく訳にいかず寝ているところを抱えて警察署に向かいました
警察署に到着すると元妻が顔傷だらけで泣いていました
警察官に詳しく話を聞くとどうやら酔っ払った元妻が運転手に絡んで口論になりタクシーを降ろされたそうです
そこで元妻がタクシーを蹴り運転手に掴みかかり、それを振り払ったところ元妻が転んだということです
お互いに被害届を出すということで警察を呼び警察署に来て話を聞いているところだと説明を受けました
説明を受けたところで私と子供は車で待機
3時間くらい経ったところでようやく元妻が出てきました
この日はこれで帰れました
後日警察から呼び出しがあり元妻が聴取
その後警官に説明をしてもらうと泥酔した元妻が一方的に運転手に絡んだことによるもので加害者であるということ、元妻の怪我は運転手から受けたものであると判断することは難しいということでした
タクシー会社からは料金の精算、タクシーを蹴った際にできた傷の修理代を支払えば被害届を取り下げる意向があるということでそれを受け入れ示談となりました
確か、6〜7万円だったと思います
さらに後日検察に呼び出され、悪質な行為で起訴してもいいと思っていると言われました
実はこれと同時進行で後述する飲酒運転で事故を起こしその後精神病院に入院していたんです
何故か飲酒運転の検査はされなくれ自損事故として処理されました
検察官に元妻は自分の酒の飲み方を反省して精神病院に入院していますと伝えると、示談していることもあり今回は不起訴ということになりました

飲酒運転で電柱に突っ込み電柱と腕を折る

これはタクシーの運転手と喧嘩してからすぐのことでした
この日は家族3人で私の親戚の家に行くことになっていました
アパートを出て一度近くの元妻の実家に荷物を取りに寄りました
その時元妻がアパートに忘れ物をしたと言って一人で車でアパートに戻りました
なかなか戻って来ないと思っていたら元妻の実家から徒歩1〜2分の所に住む友人から電話がありました

元妻ちゃんが事故った!

理解ができずパニック状態でその友人宅に向かいました
すると電柱にめり込んでいる私の車がありました
元妻は頭から血を流し意識はありません
車から降ろし声をかけても反応がありません
「死んだ」と思いましたが呼吸しているのが分かりました
しばらくして救急車と警察が到着し対応に当たってくれました
元妻の意識も戻ったのっで現場の処理の対応は元妻の家族に任せ、救急車で市民病院へと運んでもらいました
頭を打っていたのと右腕を骨折していた程度でことなきを得ましたが、しばらく入院することとなしました
その後警察官が病院に来て事情を聞かれました
私は元妻が毎日精神安定剤を服用していたのを知っていたのでその影響があったのかもと話し、自損事故として処理されました
当日私がアパートに帰って愕然としました
キッチンにカップ焼酎の空き瓶が置いてあったんです
そのことを元妻に問いただすと泣いて謝罪し二度としないと言っていました
それから1週間程度で退院できたと記憶しています
退院してアパートに戻ってからも飲酒が止まることはありませんでした
ようやく元妻の両親を含め家族会議をすることになりました

このままだと全員ダメになる、家族だけでは手に負えない

近くに依存症専門の精神病院があるから入院させようとなりました
予約を取り後日病院に行くと即日入院させてもらえることになりました
入院期間は4ヶ月でした
それから1歳半の子供と私の二人暮らしとなりました

これが不幸の始まりだとはこの時知る由もありません

泣き喚く子どもを放置して家出

4ヶ月の入院期間を経て退院となりました
私は当時、アルコール依存症がどう言うものかをちゃんと理解できていませんでした
退院したら良くなるものだと簡単に考えていました
退院した直後から飲酒は再開します
私が出社して直ぐに隠れて酒を飲み1歳半の子供は放置状態、そんな毎日でした
ある日帰宅して子供が泣いているのに放置している元嫁に対し言いました

やまぺい
やまぺい

いい加減にしろー!

酒くらい好きに飲ませろ

泣く子供と喚く元妻、まさに地獄絵図!

そして私が子供に気を取られている隙になんと裸足でベランダから逃げ出してしまったんです
気づいた時には既に手遅れ、どこに行ったもう分かりません
携帯電話と財布だけは持って行ったようでした
今までも何度も子供を放置していたことはありました
子供が風邪をひいている時でも関係なく酒を飲み、飲んだら寝るの繰り返し
ですが今まで家を飛び出したことはなかったので流石に焦りました
連絡がついて両親が連れ戻したのが2日後のことです
素足のまま新幹線に乗り、知り合いに連絡を取り酒を飲んでいたそうです
帰ってきた時は既に泥酔状態、私に食ってかかってきました

お前のせいでこんなになってるんだぞ、ぶっ飛ばしてやるからかかってこい!

みたいな感じです
次の日の朝、素面の状態で話を聞くとこんな感じで言うんです

反省しています

もうしません

お酒やめたいです

精神病院で知り合った患者と浮気

家出からそう日が経っていたかったと思います
アルコール依存症患者が集まる会合があるから1泊で行きたいと言ってきました

やまぺい
やまぺい

今まで参加もしていない集まりにしかも一泊でとかやめたほうがいい

もっと身近な集まりから徐々に始めよう

こんなチャンスないからどうしても参加したい!

と言って聞きませんでした
しかも知り合いの患者仲間の女性を使って電話までして説得してきました
不安しかありませんでしたが仕方なく送り出すことにしました
当日、家の近所まで患者仲間の男性が迎えくると言うので送っていきました
会場に着いたら連絡するようにと言いその車を見送りました
約1時間後連絡がきました

到着したよ、これから始まるからしばらく連絡取れないけど心配しないでね

が、その後から2日間音信不通となりました
結局その男の家で酒を飲んで男女の関係になっていたんです
思考停止しました、何も考えることができませんでした
私の財布から1万円がなくなっていたのに気づいて

私の金で私が送り届けた男と楽しく酒を飲み体の関係を持っている時に私は子守り・・・

もう怒りと憎しみと吐き気が止まりませんでした
元妻の両親が迎えに行きアパートに戻ってきたときも泥酔状態で私に殴りかかろうとしてくる有様
私は一体何のために何をしているんだろう、虚無でしかない
男を訴えようと弁護士に相談しました
「私は忙しいから他へ行け」と門前払いされ心が折れて断念しました
それ以来このことは口に出さず記憶の奥にしまっておく事にしました
今思い返してみてもこの時離婚しなかったのが不思議でなりません
ほんとに思考停止していたんだな
子供が唯一の救いだったと思います

飲酒運転で免許取消し

嵐のような毎日がやがて穏やかになりました
紆余曲折ありましたが元妻はなんと7年間も断酒が続いていたんです
この期間は絵に描いたような幸せな家庭でした

これが崩れたのが私の昇進です

仕事が激務になり家のこと家族のことが二の次になってしまっていたんです
しかもそれにより私自身が鬱のような状態になってしまっていたんです
やがて私の知らないところで元妻は飲酒を再開し毎日仕事と称して飲み歩いていたんです
これではいけないと話し合いをし家族との時間を作るため転職を決意しました
転職がうまくいき私は元気になったんですが時既に遅しで元妻はもう酒に溺れ引き返せない状態にまでなっていました

毎日朝まで飲み歩き、男たちと関係を持ち、完全に心も体も離れてしまいました

飲みに行くのも毎回車です、当然飲酒運転です
飲酒運転はやめろと言っても、していないの一点張りで話になりません
当然のことながら警察に捕まります
夜中2時か3時だったと思います
携帯に着信があり出てみると警察官からでした

奥さんを飲酒運転で捕まえました、すぐに来てください

今思えば行かなくてよかったなと思うんですが
現場に到着すると元妻は泥酔状態でした
呼気1リットル中のアルコール濃度0.15mg以上で酒気帯び運転になるんですが
元妻はなんと0.5mgとすごい数値!
警察官も事故を起こさないで運転していたのが不思議で仕方ないと驚いていました
その後、代行運転を呼び帰宅しました
もちろん運転免許は一発取り消し、欠格期間3年で罰金50万円です
当然の結果ですね
しばらくして別の病院で二度目の入院をすることになりました
2〜3ヶ月後退院しますがそこから別居、離婚という運びになります

女性のアルコール依存症

アルコール依存症というと男性の患者が多いイメージありますよね
では男女の数はどれくらいなのか、男性94万人 女性13万人です
合計107万人で国民の約1%がアルコール依存症患者という事になります

出典:依存症対策全国センター

やはり圧倒的に男性患者の方が多いですよね
女性が少ない上に若い女性はもっと少ないです
ですがその反面、女性は男性と比べると短期間で依存症になってしまう傾向にあるようです
元妻は20代前半からアルコール依存症でした
では何が問題なのか
アルコール依存症というのは全てにおいて飲酒を優先してしまうのでその気になれば容易に体の関係を持つことができてしまうのです
本人は酒が飲みたくてたまらない、そこで一緒に飲もうと誘い出し飲んでしまえばなんでもできてしまいます
実際に同時期に入院していた男が元妻に好意を抱き、退院したら一緒に飲もうと誘っていたようです
男性患者と違い女性患者にとって飲酒プラス肉体関係というリスクがついて回ります
これは結局最後まで私を苦しめてきました

まとめ

今思い返してみても本当に色々ありました
ツッコミどころもたくさんあると思いますし、対応を誤ったことも多くあります
当時は私も家族もどうかしていたと思います
今回この記事を書くに当たって、当時を思い出すと気持ちが本当に滅入ってしまっていました
でも、このことからずっと逃げてきたと言う思いがあって、ちゃんと一度は向き合いたいと思っていました
特に4番目の件は誰にも言えず相談も出来ませんでした
何も出来なかった自分が嫌で嫌で仕方なかったんです
今となればもう過去なので思い詰めることはないですがあまり思い出したくないです

アルコール依存症と向き合うにはとにかく専門家を頼るのと知識が必要です

それ以外の道はないと言っていいと思います
アルコール依存症は完治することのない病気と言われています
ただ、専門家と自助グループ、家族の力を合わせれば回復することはできます
今現在、元妻は5年ほど断酒できているそうです
子供も高校3年生になりました

今がどん底でも必ず這い上がることはできます

ただただ自分の思いだけを書き殴った記事になってしまいましたが最後まで読んでくださり本当にありがとうございました

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