ブラック企業で心が病むとは?そこから逃げ出すまでの体験談

人生経験
スポンサーリンク

今では悠々自適な会社員の私ですが、転職する前の会社はブラック企業でした(ブラック企業というよりブラック役職と言った方がいいかもしれませんが、ここではブラック企業とします)

どうやって心が病み、ブラック企業だと気づき、転職に至るまでの体験をお話しします

今悩んでいる人の参考になれば幸いです

私がどういう人物か気になる人はこちらを見てください→このブログについて

スポンサーリンク

係長昇進、仕事量爆増!

30代前半での係長昇進は同期の中では最速だったと思います
当時、割と仕事ができて成績優秀、周りからの信頼もあった私笑
社歴も歳も10上の人たちの上司となりました
最初は係長業務なんて自分ならできる、ちゃんとこなせる!と思っていました
そう思っていたんですが、実際は全く上手くいきませんでした
というのも、仕事量が平社員だった頃の3倍くらいになったからです
他の係長は出来ているのに自分は出来ていない

自分の仕事の仕方が悪い、実力が不足しているからなんだ

まだ慣れていないから、慣れてきたら出来るようになる
そう思って毎日を過ごしていたんですが一向に上向かないんですね
仕事をこなすために睡眠時間を削る、家族との時間を削る

どんどん追い詰められていきました

追い詰められるとどうなる?

  • 追い詰められるとどうなるか、心に余裕がなくなる
  • 心に余裕がなくなるとどうなるか、パフォーマンスが著しく低下する
  • パフォーマンスが低下すると仕事が終わらない、そして更に追い詰められる

負のスパイラルの完成です

じゃあ、この負のスパイラルから抜け出せない状態が長く続くとどうなるのか
心が病んでしまいます

心が病むと視野が狭くなります
視野というのは目で見える視野ではなく、思考の選択肢のことですね
そんな状況まで追い詰められているのに何故か仕事を辞めるという選択肢が除外されているんですよね

せっかくの休日でも動く気力が一切出てこない
もうただただ目の前の仕事をどうにかしなければいけないということに囚われてしまってい
仕事は絶対に休めない
他の人に迷惑なんてかけられない
でも、自分が会社休んだらどうなるんだろう
みんな大変な思いするんだろうな
どうしたら文句言われず会社休めるのかな
体調不良で休める訳ないし
もし事故して大怪我したら休めるか

あ、死んだらそもそも行かなくていいのか

逃げられる!

ここで初めてハッとしました
自殺するなんて自分では考えられない
と、今までの人生生きてきました

そんな自分が死ぬことを考えていたんです

初めて自殺を考えてしまう人の気持ちというものが分かった気がしました
自分の心が病んでいることに気づけたはいいがどうしたらいいか分からない
守らなければならない家族がいる、住宅ローンもまだ30年残っている

仕事を辞めることは出来ない…

このまま今の状態が続くことは耐えられない
上司に相談して降格させてもらうしかないのだろうけど何故か必要のないプライドが邪魔をする
悩んでいた時に偶然、転職した元上司と車ですれ違いました

そこから連絡を取るようになり現状を話し悩みを打ち明けました
するとまたまた偶然にも今の会社で求人が出ていたんです
しかも給料はあまり変わらない

これはもう行かない手はない!

その今の会社には元上司が3人もいたので話はあっと言う間に纏まりました
元上司に相談して半月後には前の会社に退職願を出しました

あの苦しみがまるで嘘のように肩の荷が降り晴れやかな気持ちになれました
なんだか生まれ変わったような気さえしました
もし元上司とすれ違わなかったら
もし今の会社が求人を出していなかったら
運が良かったです

どうするのが正解だったのか

まずは誰かに相談しましょう

心が病んでくると体にも異変が出てきます
仕事でミスが多くなったり注意力が散漫になったり
いつも出来てることが出来なくなります
眠れなくなったりもします
いつもと違うな、何かおかしいなと感じたらそれが合図です
取り返しがつかなくなる前に
まだ自分の力で動ける間に

立ち止まる勇気を持ってください

相談できる相手がいない時は国や地方自治体の窓口を使いましょう
誰にも知られたくない人にはいいと思います

厚生労働省の窓口はこちら↓

電話相談
電話相談窓口について紹介しています。

まとめ

辛いことからは逃げていい
辞めてから考えるでも遅くはない
仕事に行かない理由のために死を意識するというのはどう考えてもおかしいことです
死んでしまっては元も子もないですから

生きてさえいればやり直しは出来ます

住宅ローンが払えなければ銀行に相談して返済計画を見直すこともできます
家を売却して多額の負債が残るようなら自己破産もいいでしょう
生活保護の申請だってできます

まず生きることを考えましょう

これが私の体験から言えることです

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

コメント

タイトルとURLをコピーしました