みなさん、家族がアルコール依存症になってしまったらどうしますか?
実際になってみないと分からないですよね
まず、アルコール依存症は本人の意思が弱いからだとかというのは関係ありません
病気なんです
だとしたら素人がどうにかできるものじゃないですよね
私も専門家ではないので軽率なことは言えませんがアルコール依存症の家族の大変さ、辛さ、悩みなどを伝えられたらいいなと思います
この記事が前に進むきっかけになれば幸いです
結論
- 家族だけで解決しようとしない
- お酒での失敗の責任は本人に取らせる
- 必ず専門機関に相談する
私の元妻はアルコール依存症です
その自分自身の経験を交えてひとつずつお話ししたいと思います
家族だけで解決しようとしない
アルコール依存症の人はお酒によるトラブルを次から次へと起こし続けます
その度に家族は後始末や尻拭いをし続けます
実際私もそうでした
最初は酒癖が悪いくらいにしか思っていなかったしアルコール依存症だと分からなかったというのもあります
そんなやつ放っておけばいいと言う人もいると思います
その通りなんですけど実際はそうはいかないんですよね
世間体、子どもの将来、本人のためにも!と思い、なるべく大事にならないように立ち回り続けました
結果、これが常態化して家族だけでどうにかしようと思ってしまうんです
地獄のはじまりです
家族だけになると、客観的に見ることも出来なくなるし的確なアドバイスももらえません
やがてその家族も病んでしまいます
お酒での失敗の責任は本人に取らせる
トラブルを起こしても家族がフォローすることが常態化していると本人がそのフォローをしているところを見ることがほとんどないんです
だから安心してお酒が飲める
そしてまたトラブルを起こす
悪循環にしかならないんです
元妻がお金を持たないでお店で飲んでお金を払いに行ったことがありました
タクシーの運転手と喧嘩になりタクシーを蹴ったということで警察沙汰になりタクシー会社に謝罪に行き修理代を弁償しました
飲酒運転で事故を起こして電柱に突っ込みその後始末もしました
もちろん車は廃車笑
またまた飲酒運転で警察に捕まり夜中に呼び出され迎えに行きました
細かいものをあげたらキリがない笑
と、まあ苦労するのは家族なんです
その家族の苦労を本人は覚えていなかったり酔って寝てるから知らない
なので本人に自覚がないことが多いんです
アルコール依存症は否認の病気と言われています
本人がアルコール依存症を認めてしまうともうお酒が飲めなくなるからです
必ず専門機関に相談する
これが一番大事!
これに尽きます
先述した通りアルコール依存症は病気なんです
我々素人では対応を誤ってしまいます
今からでも遅くありません
取り返しがつかなくなる前に必ず専門機関に相談してください
依存症の家族のための自助会などもあります
厚生労働省のリンクを貼っておきますので参考にしてください
まとめ
アルコール依存症はとても長い付き合いになる病気です
回復はできても完治するものではないそうです
抱え込まずに必ず専門機関を頼ってください
本人を連れ出すのが難しい場合は家族だけでもいいんです
本人のみならず家族までまとめて不幸になることないんですよ
家族、自分ががアルコール依存症か分からないという人はチェックシートのリンクを貼っておきますので参考にしてみてください
明るい未来のために行動しましょう
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